ロベグリ。

 会う度に。
 頭の熱が冷めるのが遅くなって、いつまでもその時間が続けば良いのにと思う。
 手を伸ばせば其処にある熱と匂いに包まれて想いを深める。
 この心地好い現実を心に刻み付ける様に躰の奥の熱を全て放って熱を移して背中に縋りついて。
 その言葉でせめて縛りたいと願う。
 「…そなたが…好きだ……」

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