ほぼ絶え間なしに繰り返される律動とともに上がっていく熱が声となって嬌がる。
吐息とともに嬌がるその声さえも重ねた唇から呑み込まれ、切なさと悦楽と沸き上がる独占欲が言葉となって吐き出される。
「…っ…そなたは…私のものだ…っ…」
目から自然と込み上げた涙を熱い舌で掬い取られ囁かれる。
「ああ、あたしはあんたのものだよ…」
抱擁と口づけと律動を繰り返しながら言ったロベリアの表情に見とれながら、ぎゅっと抱き締め返す。
「…私も…そなたの、もの…なのだぞ…?」
吐息の合間にそう伝えるのが精一杯で悔しい。
「分かってる…。好きだよ、アンタが」
ああ、何て心地好い響きなのだろう。