大すみ

 「暑いね…」
 茹だる様な暑さにうんざりした表情の大神。
 「夏ですもの」
 涼しげな顔でお茶を飲むすみれにはこの暑さは堪えてない様に思える。
 「そうだね。余りに暑いから海に行こうと思ってたんだけど、すみれ君は大丈夫そうだね」
 「つ、付き合って差し上げても宜しくてよ!」
 その様子に大神は微笑んだ。

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