グリダイ。

※グリの性格仕様は犬小屋さんとこの虎グリです。

 目が合った途端に露骨に顔を背けて赤面したダイアナの手を引いて自分の膝の上に乗せるグリシーヌ。
 何が起きたのか解らないで口をパクパクさせるダイアナの顔を覗き込んで言う。
 「私に見とれていたのか…?」
 その質問に更に顔を紅く染めて小さく頷くダイアナ。
 「そう顔を背けては見とれられぬぞ?」
 そう笑ったグリシーヌに恐縮しながらダイアナが返す。
 「で、でも失礼では…」
 「そなたが私を見て見とれると言うのであれば私も悪い気はせぬ。…それにそなたのその視線は嫌いではない」
 熱を帯びた声でダイアナの手を取り、手の甲にキスを落とす。
 「あ、あの…」
 「いっそ、私だけを見つめろ。ダイアナ」

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