昴グリ。

 「…ぁ…っん」
 熱い声が其処に響く。
 上がる息も躰も熱い。
 グリシーヌの肌を堪能しながら昴の指が滑る様にその熱の中心へと向かう。
 「…すば、る…っ…」
 縋る様な目で昴を見つめるグリシーヌ。
 「…解っている。焦らされたくないんだろう?」
 その言葉に頷いて。
 「…だが、君は焦らした方が熱くなるんだ」

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