大すみ3。

 「ちゅ・う・い?」
 執務机で書き物をしている大神をそう呼んで。
 「ん?」
 顔を上げたところで唇を奪った。
 少し緊張した様に舌を絡めるすみれに応える大神。
 「…ん…っ…」
 息継ぎの合間から漏れる声。
 唇を離してすみれの顔を見ると目が潤んでいて。
 「…情熱的な誘いだね。今日はもう仕事にならないな」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です