大すみ2。

 「中尉、ネクタイが曲がってましてよ」
 「ああ。ありがとう」
 そう大神のネクタイを直すすみれ。
 そんなすみれを見つめると、顔を近付ける大神。
 「中尉…?」
 首を傾げたすみれの耳元で囁く。
 「…直すんじゃなくてすみれくんに解いて欲しいんだけどね」
 「…っ…」
 熱い息に耳を押さえるとすみれは赤面した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です