昴ロベ。

 昴の扇子を開閉させた後、昴の首にそれを突き出すロベリア。
 「…なるほど。なかなかに物騒だね、これは」
 それをたじろぎもせず見つめて昴が返す。
 「君の様な輩には必要だ」
 「生憎とあんたに躾られる覚えはない」
 「…そうかい?」
 そう言うとロベリアから扇子を奪って。
 「…隙を見せてはいけないよ?」

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