昴グリ3。

 昴の指先に見とれているグリシーヌに呆れ顔で昴が言う。
 「いい加減、飽きないのかい?」
 「ん?何故だ?」
 不思議そうに首を傾げるグリシーヌ。
 「君が良いなら良いが」
 「飽きる訳がないであろう?そなたの指先は本当に美しい。…それに」
 「何だい?」
 「それを口実にそなたのそばにいられるではないか…」

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