昴ジェミ。

 手を繋ぐだけでとても嬉しそうに笑うから、つられて自分も笑い返す。
 「昴さんの手、柔らかいですね!ボクなんてまめだらけで恥ずかしいです」
 苦笑しながらジェミニが言って。
 「剣を真面目にやってきた者の手だ。恥じる事はない」
 「ありがとうございます!昴さん」
 ああ、この笑顔が僕はとても大切だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です