グリロベ。ロベ誘い受け。

 その腕を引っ張って路地裏にロベリアを連れ込む。
 「…何故ずっと私を見ていた?」
 わざと熱い息のかかる近さでそう問うと、不敵に笑ってロベリアが言った。
 「…へぇ、アンタが気付いていたとはね」
 「そなたの視線に気付かぬ私ではない」
 指先でロベリアの唇に触れるとその舌で舐められた。
 「…来いよ」

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