昴サジ。

 「うっわー…」
 急に上がったサジータの声に台本から顔を上げる昴。
 見ると手にはチョコがべったりと付いている。
 「…それは?」
 「昼に貰ってポケットに入れて、すっかり忘れてたよ」
 「…なるほど」
 頷いて思案顔をすると昴はサジータの指を舐めた。
 「!お、おい」
 「丁度、甘い物が欲しかったところでね」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です