マリア&昴。LSM。

 「…久し振りだね」
 「そうね」
 バーカウンターに並んで座りながらグラスを傾けるマリアと昴。
 「猫は可愛がって?」
 「当然だ。幾ら眺めていても飽きなくてね」
 そう口角を上げた昴にマリアが言う。
 「随分、あなたに懐いているものね。でも、昴?猫は可愛がり過ぎてもダメなのよ?」
 「…ああ。解っている」

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