昴サジ。

 「…ほら」
 まだベッドでうだうだとしているサジータに珈琲を差し出す昴。
 「んー…、さんきゅ」
 軽く伸びをしてから起き上がり、それを受け取るサジータ。
 鼻腔を刺激する薫りと独特の苦みが喉を通る。
 「やっぱり朝はこれでないとな!それもアンタが煎れてくれたやつが最高だ」
 「全く…。贅沢だな、君は」

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