昴サジ1。

 「なぁ、アンタは気にならないのか?」
 「何をだ?」
 昴がそう聞き返すと少し言いにくそうにサジータが言った。
 「…その、身長差、とか?」
 「君は気にするのか?」
 「…アンタが気にしないならいいけど」
 「…そうだな」
 サジータに扇子の先を向けると自然とサジータが少し膝を折った。
 「…何か問題でも?」

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