ロ花。

 「花火、アンタ暑くないのか?」
 黒い服を着て平然と茶を飲む花火にロベリアが言う。
 「結構慣れてしまうものですよ?」
 そう笑顔で返す花火。
 「慣れてきたって事は少し堪えてるんじゃないか」
 「本当にそういう処を聞き逃しませんね、ロベリアさんは」
 「でないと、アンタの本音を聞き逃しちまうだろうが」

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