昴サジ1。

 「…全く、あんな所で寝ているからだ」
 風邪を引いて咳き込むサジータに昴が言う。
 「…反省はしてるよ」
 「そうして貰わなければ困る」
 そう溜息を吐く昴。
 「…あのさ、一つ聞いてもいいか?」
 「…何だい?」
 「もし、もっと酷くなったらアンタが看病してくれる?」
 「酷くなったら…でいいのかい?」

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