執事昴サジ。

 「…何だ。やっぱりそちらの方がいいのか」
 「心臓に悪いからだ…じゃなかった。心臓に悪いからです、御主人様」
 再び昴の前に傅いて頭を下げるサジータ。
 「それじゃ、僕は何をして貰おうか」
 扇子をパチと開閉させ、サジータを見つめる昴。
 「何なりと」
 「では、僕を満足させるようなキスをくれないか?」

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