執事ロベグリ。

 「お嬢様、お御足を」
 座るグリシーヌの足下に傅きその足を洗うロベリア。
 「…っ…」
 そっと触れる其の感触に思わず声が出そうになる。
 「どうされましたか?」
 意地悪く笑ってロベリアが言う。
 「な、何でも無い」
 「そういうお顔ではないようですが」
 そう言うとロベリアはグリシーヌの足にキスを落とした。

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