昴サジ。LSM。

 「サジータ。君はどうしてグリシーヌに構うんだ?」
 扇子で口を隠すように昴が言う。
 「ん?どうしたんだよ、急に」
 「興味があるだけだ」
 「それだけかよ?」
 「質問をしているのは僕の方だ」
 サジータの質問返しに眉をひそめる昴。
 「アンタがヤキモチでも妬いてくれたのかと思ってさ」
 「…面白くはないさ」

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