執事ロベグリ。

 「おや、お嬢様。どうなさいましたか?」
 そう蜂蜜の瓶の蓋を開けグリシーヌの指に垂らす様に傾けるロベリア。
 「何をする?!」
 突然のロベリアの行動に何事かと驚くグリシーヌ。
 「ダメですよ。そんなに汚されて」
 「…これはそなたがっ…」
 「僭越ながら私めが綺麗にして差し上げますよ」
 そう指を舐める。

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