ロベグリ14。

 「そなたが風邪とはな」
 ベッドで横になるロベリアにグリシーヌが言う。
 「全く、油断したぜ…」
 「まぁ、自業自得であろう」
 呆れ顔でそう言う。
 原因はシャワールームでの情事なのだから同情の余地はない。
 「アンタにも責任があるだろうが。アタシを煽っただろう?」
 風邪を引いても、口は減らないものだ。

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