グリメル。

 「あの…グリシーヌ様」
 「何だ?」
 二人きりの楽屋でグリシーヌの膝の上に横に座らされ赤面しながらメルが言った。
 「…恥ずかしいです」
 メルの腰に手を回し、もう片方の手でメルの手を取り口づけるグリシーヌ。
 「そなたに触れたくてたまらないのだ。許せ」
 囁く様にそう言ったグリシーヌにメルは頷いた。

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