ロ花。

 熱い吐息。
 離れる間も惜しむように繰り返される口づけ。
 服を脱ぐ間も惜しくて脱がせ合う。
 畳に散乱する衣服。
 何故にこうも欲しいのか。
 それは理屈ではない。
 ロベリアの指や舌が触れる度に熱い嬌声と吐息が漏れ、自分も息を乱しながらロベリアが言う。
 「─なぁ、花火。アンタのイイところを教えろよ…」

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