大メル。メル誕前夜祭6。

 「…メル君」
 熱に浮かされた大神の声に煽られてしまう。
 触れられた全ての感触に捕らわれ羞恥心よりも勝って声となって出そうになる。
 そんな自分を大神は浅ましいと思わないだろうか。
 不安が声となって出る。
 「…私の事嫌いにならないで下さい…」
 メルの涙を指で掬い取ると大神は優しいキスを落とした。

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