ロ花。

 「花火。こっちに座れよ」
 そう花火を自分の脚の間に座らせるロベリア。
 「…何か企んでますね?」
 花火がそう問うとニヤと笑って。
 「どうしてそう思う?」
 「とても楽しそうなので」
 「当然だろう?好きなヤツを目の前にすれば」
 そう言うとロベリアは花火のブラウスに指を滑らせ、襟のリボンをほどいた。

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