サクラの初イベントです♪これは行かなくては!
…ということで、すっかり春めいた陽気の中、銀座・博品館劇場へと行って参りました。
地下鉄銀座駅のA2出口を上がるとそこは丁度、4丁目の交差点の所。
振り返ると和光の時計台、そしてその向かい側には銀座三越がv
となると、大帝国劇場はこの出口の道路隔てて向かい側に位置する訳ですね(^^)
サクラ祭りの会場の博品館劇場は8丁目にあるのでここから5分ほど歩いて向かいます。
資生堂パーラーの前なんかを通ったりして劇場へ。
博品館ビルの8階に劇場はあります。キャパは380席くらい。
比較しますと青山劇場は1200席、東京厚生年金会館が2062席ですから本当に小劇場といった感じです。
エレベーターを待っていると中山元店主がエレベーターボーイをしていました。
エレベーターは劇場専用ではないので別階を利用する人も相乗るのですが、他の階のフロア説明も流暢にこなされる中山さんに感心してしまいました(*’ ‘*)
セガの社員もやりますね!!
さて、そんな中山さんの案内で8階に到着。
エレベーターを降りるとすぐ目の前が劇場入口となります。
早速、チケットをもぎって貰い中へ。
ロビーには先のゴールドディスク大賞・アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーのグリーンのトロフィーが飾ってありました。
では、客席について開演を待つと致しましょう。
携帯の電源切るのも忘れないように、と。
それにしても最近、大劇場しか行ってなかったから余計にそうなんだろうけど、会場狭くて良い感じだなぁ舞台近いなぁなんてことを思ってると後ろの方から聞き慣れたお声が。
いつものカッコで掃除人広井君登場!
広井「いやいや、いっぱいいるねぇ!!」
ああ、イベントでもやっぱりあるんですね。前説(笑)
広井「ありがとうございます~!!」
そう言いながら3,4人のお客さんにピンバッヂを手渡す広井さん。
しかも女性のみ(笑)
私も千穐楽に貰えちゃいましたvvありがとうございます、広井さんm(_ _)m
RED STOREでの「~熱き」の予約特典だった帝撃マークと花組マークのピンバッチです。
広井「いや~、しかし狭いねぇ」
なんて事を言っていると、舞台下手よりまたまたいつもの声が。
親方「広井!おまえ、ちゃんと掃除してんのか!?」
広井「あ、親方。いやぁここ狭くって!」
親方「いいから早く上がって来い!」
親方に言われて広井さんも舞台上へ。
親方「いつもの、やれよ」
広井「言わなくても大丈夫でしょ、ここにいる方たちは!今更、注意事項なんてねぇ。
携帯の電源切って下さいなんてさ、言わなくたってもう席に着いたときから切ってますから!
ショウ始めた最初の頃は(電源切らないで鳴っている)そういうお客様もいらっしゃいましたけど。
携帯じゃなくてPHSだなんて言われたりねぇ。
今じゃ、他の劇場行ったときの方が鳴ってますから!」
親方「ああ、そうだな。大丈夫か!」
広井「はい。ここにいるお客様は解ってらっしゃいますから」
親方「じゃ、いっか」
広井「はい!…それにしても狭くない?親方との距離も近いし」
確かに狭いですよね、すれ違えない幅です(笑)幕が閉まっている所為もあるけど。
親方「大帝国劇場が随分狭く…」
広井「違う!親方。ここは大帝国劇場小ホールなんだよ!」
え?!そんなものがあったんですか?!(笑)
親方「小ホールなんてあったんだ…」
広井「あったんですよ!今出来ました!サクラ大戦ってのは設定が曖昧だからね。
そういうことが出来ちゃうのよ」
…って、原作者自らそんなこと言っちゃっていいんですか?(笑)
広井「きっと地下の薔薇組の部屋の隣に今出来たから。そのうち出て来るかもよ?
漫画とかで(笑)」
地下は機密事項が多すぎてお客さん入れちゃヤバいんじゃ…(^_^;)
広井「…ということで今からここは博品館劇場改め、大帝国劇場小ホールです!」
了解です!(笑)
広井「それにしたって夏、新春と舞台があって今回は春もでしょ?!忙しくってしょうがない、ホント!
お客さんも忙しいよね!」
いえいえ嬉しい悲鳴ですよ(^^)
サクラ貧乏にはなりますけど(苦笑)
広井「で、親方。今日はなんなの?」
親方「今日はイベントだよ」
広井「”イベント”って何?」
まぁ、時は太正ですからね。馴染みの薄い言葉なんですね。横文字だし。
親方「イベントってのは、えっとあれだ…そう、催し物」
広井「催し物?ああ!朝とか夜中にもよおしたりするよね!」
親方「そのもよおすじゃない!花組さんとお客さんと一緒になって盛り上がりましょう、と
そういう感じで楽しんでいきましょうと。それが催し物だ」
広井「ああ、なるほどね!それがイベントなんだ」
親方「そう。そして、俺はお前があんまり突っ込むんで今回のイベントについて考えてみた」
広井「考えたんだ…」
親方「ああ。これはな、スリルとサスペンスだ!」
広井「スリルとサスペンスですか?!」
親方「そうだ。お客さんにとってスリルとサスペンスなんだ」
広井「どういうことです?」
親方「今回のイベント、えぇっと何て言うか…キャラの壊れ具合が…(苦笑)
結構、ギリギリの所にいたりします」
広井「なるほど!それでお客様のスリルとサスペンス度のパラメータが上がったり下がったりすると(笑)」
親方「そう(笑)」
広井「ここのお客様はもうパラメータって言葉を十分理解してっらしゃいますから!赤だ青だってね!
そんな風にスリルとサスペンス度がね。右行ったり左行ったり」
親方「そう。ですから、ぜひお客様の掛け声を!」
広井「そうです!危ないなぁと思ったら『さくらさん!』とか。
そしたら『あ!あたし、さくらなんだ!』って気付いて戻って来ますから!(笑)
ぜひお声をかけていただきたい!」
親方「ですから、皆さまどうぞおひとつ!」
二人「よろしくお願い致します!」
二人で礼をして下手袖へと退場。
この”スリルとサスペンス度”云々は23日昼には言ってなかったと思うので、それ以降に足されたんだと思います。
あと、確か新春の時は無かったと思うんですが、広井さんが持っているホウキの柄の中ほどに花組各人のイメージカラーのビニールテープが巻き付けてありました。
そして、親方の言葉通り今回は正直台本があってないようなもの。
ほぼキャスト陣のアドリブによって進行(やりたい放題とも(笑))していきます。
さすがにアドリブ全ては拾えませんでした…というか覚えられませんでした(^_^;)
言ってしまうと、歌以外の各コーナーはほぼ全編アドリブとなっておりますので覚えているところしか書けません。
いつもと覚えなければならない部分の割合が逆なものですから。今回、決まった台詞の方が少ないんですもの(笑)
しかも今回は初日からではなく中日からの参加だったので原型が判りません(爆)
なので、たいへん大雑把なレポになってしまうと思いますがご了承下さいませm(_ _)m
前説終了後、開演を告げるブザーが鳴って客電が徐々に落ちていきます。
そして…。
花組「太正桜に浪漫の嵐!サクラ祭り開演!!」
花組全員の声。
流れてくるのはお馴染みの前奏。
幕が上がるとそこには戦闘服姿の初代花組!
舞台下手から紅蘭・マリア・さくら・カンナ・アイリスの順で立っています。
OP曲は勿論!
♪ゲキテイ
曲終了後。
舞台中央に集まる花組。
マリア「皆さま、こんにちは。サクラ祭りにようこそお越し下さいました。マリア・タチバナです」
カンナ「サクラ祭りにようこそ~!桐島カンナだ~!」
紅蘭「こんにちは、李紅蘭です~。今日は皆はんでめいっぱい遊びましょ~!!」
アイリス「サクラ祭りバンザ~イ!アイリスで~す!!」
さくら「皆さま、どうぞ最後までよろしくお願いします。真宮寺さくらです」
…と、さくらが礼をしたところでカンナ。
カンナ「…それにしても、(戦闘服を指して)懐かしいな。…恥ずかしくないか?!」
キャスト陣にはやはり評判の悪い戦闘服です(^_^;)
さくら「何言ってるんですか!格好いいじゃないですか!」
アイリス「恥ずかしいよ~~!!だって、モジモジくんだし。ピチピチだし…」
カンナ「7年前はこんなにピチピチくんじゃなかったよな」
カンナの言葉に一同苦笑。
カンナ「ところでみんな!『熱き血潮に』は買ってくれたか~?!」
買いましたよ~。まだ1巡しかしてないけど(^_^;)
さくら「ありがとうございます。『サクラ大戦』PS2デビューと言うことでスーパーリメイクされました!」
カンナ「スーパーリメイクかぁ…。あたいたちもスーパーリメイク出来たらいいんだけどな」
このカンナのイタい発言にマリア。
マリア「カンナ。何、馬鹿なこと言ってるの。さ、着替えるわよ!」
カンナ「…着替えるか。撤収!!」
カンナの声とともに5人は着替える為(笑)、上手袖へと退場。
替わって入ってくるのは…、
織姫「♪はっしれ~光速の~ていこ~くかげきだん~」
下手より織姫さん。
レニ「♪う~なれ~衝撃の~ていこ~くかげきだん~」
上手よりレニ。
出るって聞いてたのにOPにはいなかったから『あれ?』と思っていたら、ここで登場でした。
二人には戦闘服ないですからね。
『つばさ』の公演前に「戦闘服は恥ずかしいですね」と織姫さんが本当に嫌がってたから星組の戦闘服はないんでしょうか?(笑)
でも、すみれ引退公演(だったと…)の時に楽屋裏でレニが嬉しそうにマリアの戦闘服着てましたよね。
レニは着たかったんでしょうかね(笑)
二人「♪ちゃらちゃらちゃらっ」
舞台中央で二人で決め!
織姫「『♪ゲキテイ』良い曲で~すね!」
レニ「この前タクシーの運転手さんも歌ってたよ」
織姫「それはCMでしょ!」
レニ「…CMの効果は大きいね」
織姫「あ、でもこの前さっくらさんとお稽古の帰りにもんじゃ焼き屋さんに寄ったら、
隣にいた女学生の方たちがもんじゃ焼きながら『♪はっしれ~光速の~』って
歌いながら高速でもんじゃ焼いてたで~す!」
ゲーム知らなくてもゲキテイのサビ部分を歌える人は結構いますもんね(^^)
レニ「全国区になりつつあるね。NHKにも出たし」
ですねぇ!
織姫「ゴールドディスクも戴きました~!」
レニ「ありがとうございましたm(_ _)m」
織姫「あ、皆さん。ロビーにそのトロフィーが飾ってあるんですけど見ましたか?!
皆さんと一緒に勝ち取ったトロフィーですからね。
まだの方はもう後ろが透けて見える位、よく見ていって下さいね~!」
レニ「サクラはゲームが元だけど、音楽を凄く大事にしてきたよね。
だから、それが評価されたんじゃないかな」
織姫「嬉しいで~すね!これもお客様の応援があってこそで~すね!
どうもありがとうございます!グラッツェ!」
レニ「今度は紅白をよろしくお願いしますm(_ _)m」
紅白!
夢は広がりますね(*’ ‘*)
織姫「そうなるとますます全国区で~すね~!」
レニ「仙台のおばあちゃんも歌って踊るね!」
織姫「沖縄のおじいちゃんも歌って踊りま~す!」
レニ「サクラは巴里花組の分も入れると全部で160曲以上あるんだ。
一つのゲームからこれだけたくさんの曲が出たのは他にないんじゃないかな」
織姫「ギネスに載りま~す!」
レニ「でもね、まだまだ増えるよ。
だって、毎年歌謡ショウでは10曲以上は新曲が出るでしょ?
それに今度発売されるドラマCDの後編には何と5曲も新曲が入るんだ!」
織姫「すっごいですね~!
わたしはカンナさんと『♪小金持ちは金持ちだ』って曲を歌いました~」
レニ「ボクはアイリスと一緒に『♪恋の出逢い』というラブソングを歌ったよ」
織姫「い~~な~~~!(泣)わたしもラブソング歌いたかったで~す!!
どーしてわたしはカンナさんとギャグパートなんですか~!?」
レニの『ラブソング』発言にしゃがみ込んでいじけ気味の織姫さん。
そんな織姫さんにレニ。
レニ「…向いてるよ?」
織姫「(立ち上がって)え?」
レニ「向いてる」
織姫「…それって慰めてるつもりで~すか?!」
レニ「違うよ!褒めてるんだよ!
だって、ギャグとかコメディとかって役者に幅がないと出来ないじゃない?」
レニ、ナイスフォロー(笑)
姫、気を良くして復活です☆
織姫「さっすがレニ!ダテに青い頭してるワケじゃないですね~!
いいところにケが生えましたね~!」
『いいところに気が付いた』と言いたかったらしい(爆)
…と、いうかレニは銀髪なんじゃ…(^_^;)
何てご機嫌に話す姫を放って肝心のレニはというと、下手袖付近に立って客席に向かってナイショ話(笑)
レニ「『熱き血潮に』やりました?ボクたち出てるの判りました?元星組って5人、いたんです」
しかもネタバレだ(笑)
織姫「…って!ちょっとそんなところで何ネタバレしてるですか!?」
レニ「だって台本にちゃんと書いてあるよ?」
織姫「もう広井さんてば台本にぽっちゃり書いちゃったな!?」
レニ「…ぽっちゃり?」
織姫「…うっかり!」
レニ「ネタバレついでに今度のサクラ5では紐育華撃団・星組っていうのが出るらしいよ」
織姫「星組で~すか~!」
レニ「”星組”って星条旗から取ったんだと思うんだ」
織姫「わたしは亜米利加のスタアたちって意味だと思ってたで~す!」
レニ「それもあると思う」
織姫「じゃあ、わたしたちもアイゼンクライトに乗ってバンバン戦うで~す!」
レニ「亜米利加には光武の元になったスタア改っていうのがあってね。
多分それに乗るんじゃないかな」
織姫「星組って事はわたしたちにも出番があるかもしれないで~すね!」
レニ「さぁ、それはどうだろう?」
レニ、否定するの早っ!(笑)
織姫「わたしは出たいで~す!!」
…と、手をヒラヒラとさせて客席の拍手を煽る姫。
パン!パパパン!
と、琴音さんよろしく拍手を止めて満足そう(笑)
織姫「じゃあそのスタア改っていうのに星組は乗るで~すね?!」
レニ「…多分」
織姫「紐育がピンチになるで~すね?!」
レニ「…多分」
織姫「ピンチにならないと始まらないで~す!!」
その通りです、姫!(笑)
ここでハッと何かに気付いたように改めてレニの方を見る織姫さん。
手招きして呼び寄せます。
織姫「レニ、何だか新鮮じゃないですか?
わたしたち、こうやってハンドマイク持ってお客様に向かって喋るのって初めてじゃないですか?」
レニ「そうだね」
織姫「レ二がこんなに喋ってるのも初めてで~す!
見たことあります?あります?あります?ないで~す!」
レニ「…ぽっちゃり」
織姫「ぽっちゃり?」
レニ「…びっくり」
織姫「こうやってボケたり(笑)ね。
初めてと言えば、花組って歌謡ショウはやっていてもイベントは初めてで~す!
皆さ~ん!最後まで盛り上がっていきましょ~!!」
了解でっす!
織姫「では、ここで1曲聴いて頂きたいと思いま~す。織姫で『♪さくら』」
レニ「…違うでしょ!」
おお!レニがツッコミを!!
織姫「それでは、さっくらさんが歌いま~す。『♪さくら』で~す」
二人「どうぞ!」
そして、二人は下手袖へと退場。
入れ違いで上手袖より冬服姿のさくらさん。
さくら「乙女漫談、お楽しみ頂けましたか?」
さっきからの二人トークは漫談だったのですか!(笑)
まぁ、ボケとツッコミ的にはOKだと思います(爆)
♪さくら
1番歌いきったらラストのサビのみでした。
今回はソロ曲は全部ショートバージョンでした。
ラスト近くで舞台上にはひらひらと桜の花をイメージした紙吹雪が。
歌い終わって礼。
さくら「どうもありがとうございました。『♪さくら』を聴いて頂きました。
この曲を最初の舞台『愛ゆえに』で歌ったのが、今から7年前。
舞台の背景は上野の精養軒の前でした。
大きな桜の木から今のように綺麗に桜の花が舞っていました。
今回スーパーリメイクされた『サクラ大戦~熱き血潮に~』では
あたしが仙台から上京してくるシーンも追加されていて、
より上野という場所が強調されていたように思います。
───桜の季節。お花見の季節ですね。
今年は桜が咲いたらお花見に行こうかなぁ…。へべれけになったらどうしよう(笑)
次の曲は紹興酒を飲むととっても可愛くなっちゃう紅蘭が歌います。
『♪東京的休日』、どうぞ!」
曲紹介後、さくらさんは下手袖へと退場。
曲の前奏流れ始めますが、舞台上に紅蘭の姿がまだありません。
あれ?なんて思ってると、何と上手側の客席入口より登場!
紅蘭「どうも~。ようこそお越し下さいました~!」
客席通路を通ってお客さんと次々握手しながら舞台へと向かう紅蘭。
紅蘭「おおきに。ありがとうございます~」
ちなみに夏服です。スリットがスリットが…vv
♪東京的休日
曲終了後。
紅蘭「『♪東京的休日』を聴いて頂きました。
うち、この歌大好きやねん!古い歌をめっちゃモダンにしてるやろ?
ある意味、ゲームのコンセプトやないかな。
この歌を『愛ゆえに』で歌うた時は銀座のマネキンたちと一緒やったな。
……7年前かぁ………」
紅蘭、遠い目になってます(笑)
この時舞台上手寄りでは次の曲の準備が。
カフェテーブルと椅子のセットが置かれています。
紅蘭「…まだまだ歌っていきたいと思います!
では、次はマリアはんで『♪オンリー・マン』です!どうぞ!」
紅蘭は下手袖へと退場。
舞台は暗めのライティングに。
♪オンリー・マン
上手よりウヰスキーグラス片手にマリアさん登場。
しかも久々!冬服です。
椅子に座り、グラスに口を付け一口飲みます。
そして…、
マリア「…まるでメリーゴーランドの真ん中にいるみたい…」
この台詞って確か『愛ゆえに』の時に『♪オンリー・マン』を歌う前に言ってた台詞でしたよね??
映像(しかも「帝撃グラフ」ののおまけディスク(汗))でしか観たことないのでちょっと自信ありませんが(^_^;)
直後、立ち上がって歌。グラスは持ったままです。
曲終了後は何も言わずにそのまま下手袖へと退場。
新春の”よろめき”ではない『♪オンリー・マン』はやはり素晴らしい O(≧∇≦)O
あれはあれで”みんなに絡むマリア”というおいしいシチュエーションなんですけどね(笑)
舞台は明るくなって、下手よりあやめさん、上手より大神さん登場です。
あやめ「はい。マリアで『♪オンリー・マン』聴いて頂きました。マリアの歌、素敵だったわね」
大神「はい」
あやめ「ねぇ、大神くん。マリアのオンリー・マンって誰なのかしらね?」
大神「…さ、さぁ?」
あ、隊長。ちょっとその気?!(笑)
あやめ「何ニヤニヤしてるの?」
あやめさんってば、何ておいしい質問を(笑)
マリアファン、もとい大神×マリアファンとしては大神さんと一緒にニヤけてしまいますよvv
あやめ「あ、ほら皆さんにご挨拶しましょ!皆さま、藤枝あやめです」
あやめさん、お正月振りです!(笑)
大神「劇場はいいなぁ~!…モギリだけど。大神一郎です!」
あ、大神さん。堂々とパクりだ(笑)
あやめ「あら、大神くん。それって加山くんの…」
透かさず突っ込むあやめさん(笑)
大神「はい」
あやめ「そういえば加山くんとは士官学校で一緒だったのよね」
大神「はい」
あやめ「お風呂も一緒に入ったそうじゃない?」
あやめさん、また微妙な質問を微妙な感じに(笑)
大神「…漫画ではね!!」
妙な誤解をされてはと”漫画では”を強調し、慌てて否定する大神さん。
あやめ「…ということは、スミからスミまで全てを見たのね?!」
大神「(お風呂なんだから)あ、当たり前じゃないですか!!
でも二人っきりとかじゃないですよ!?大勢で!!」
大神さん、必死の否定。でもちょっと動揺(笑)
これは23日昼のものですが、他の日を見た感じだと、この「スミからスミまで~」はあやめさんのアドリブだったと思われます(爆)
あやめ「あ、そうなの。わたしはてっきり…」
あやめさん、疑ってたんですね(笑)
あやめ「でも、その頃大神くんは大帝国劇場に配属されるなんて思ってなかったでしょ?」
大神「米田支配人の陰謀です!」
あやめ「ふふっ、米田さんあれで結構タヌキおやじだから」
大神「お酒が好きな方です」
ここで上手よりカンナ登場。
カンナ「呼んだ?」
どうやらお酒という言葉に反応したらしい(笑)
あやめ「あら、カンナ」
カンナ「今、酒の話してただろ?このすぐ近くにさ、泡盛を出してくれる店があるんだよ!
これ終わったらさ、行こうぜ!」
この”泡盛を出してくれる店”は実際に同じ8丁目にあります。
沖縄料理を出してくれるお店らしいですよ。
あやめ「あら、いいわね」
カンナ「な!な!」
大神「で、カンナ。次は何をやるんだい?」
そして、カンナが出てきてから大神さんが↑の台詞を言うまでは、ほぼアドリブなのでここではとりあえず23日昼のものを。
カンナ「よくぞ聞いてくれまたした(股下)!
次はな、”お好みクジ引き持ち歌交換”ってのをやるんだ!
これはな、お客さんに誰が歌うかを選んで貰おうってもんなんだ。
まずは、あたいとすみれが歌った『♪愛はダイヤ』!これをやってみようと思うんだ!」
おお!何て面白そうな企画!!
組み合わせがランダムってことなんですね!
公演によって歌う人が違うと…(°‐°)
…ってことは9P2だから…パート別の組み合わせでも各72通り!?(計算するなって…)
すごいなぁ、帝国歌劇団。まだまだ組み合わせがあるなぁ(笑)
カンナ「お~い!みんな出て来いよ~!!」
カンナの声で他のメンバーが下手より登場。
マリアと紅蘭はそれぞれ夏服と冬服に替わってます。
カンナ「それじゃあ、まず誰が歌うのかを決めないとな!広井くん!広井くん!」
広井「はーい!」
カンナさんに呼ばれて上手側客席扉より広井さん登場。
手には何やら抽選箱を。
カンナ「あの箱の中にそれぞれの名前が書かれたボールが入ってます。
それをお客さんに引いて貰って当たった人がそのパートを歌います」
さくら「ではまず、カンナさんパートの方をお願いします」
広井「はい」
と、広井さんが適当に近くのお客さんにクジを引いて貰います。
広井「えぇ~、あやめさんです!」
おお!と沸き立つ会場。あやめさんの愛はダイヤ!
さくら「じゃあ、次はすみれさんパートをお願いします」
カンナ「親方!」
親方「へ~い!」
すみれさんパートは親方が下手側客席扉より登場して、同じように近くのお客さんにくじを引いて貰います。
二人に引いて貰い、ジャンケンに勝った方の引かれたクジが選ばれるというものでしたが、先に引かれた方の選んだのが大神さん、後に引かれた方の選んだのが紅蘭。(逆だったかも…)
どうにも大神さんの方が面白そう(アドリブがきかないから?(笑))ということで会場からは大神コールが。
紅蘭を引かれた方、ジャンケンやりづらそうでした(^_^;)
結局、ジャンケンで大神さんを引かれた方が勝って大神さんが歌うことに。
大神「当たってばかりだ…」
どうやら初日からこの23日昼(4公演目)まで結構な当選率らしく、思わず苦笑。
そんな大神さんに織姫さん。
織姫「今度、宝くじ買って貰おっかな(笑)」
当たるかもしれませんね(笑)
あやめさんもあやめさんで、
あやめ「当たると思ってなかった(^_^;」
どうやら油断していたところを狙われたらしいです(笑)
さくら「それでは!
カンナさんパートをあやめさん、すみれさんパートを大神さんでお送りしたいと思います。
『♪愛はダイヤ』!」
そして、選ばれた二人以外は一旦、舞台袖へ退場。
♪愛はダイヤ
この企画、持ち歌交換ってことで振りもオリジナルそのままなんですが、これがまたキャラクターが替わるとこんなに面白いんだっていう(笑)
だって、大神さんがすみれさんパートってことはラストの座り込んでカンナさんの腕にひしっと掴まるあのポーズを大神さんがやるんですよ?!この回でいうとあやめさんにすがりつく大神さんという図に(爆)
…というか、「♪信じています~(ねぇいいでしょ)」の掛け合い部分で既に面白かった…。
でも、大神さんの何が面白いって動揺を隠せないまま緊張して最後までいっちゃうところでしょうか(笑)観てるこちらもハラハラ。ある意味これもスリル(^_^;)そんな大神さんが好きなんですけどね。
あ、あと歌い出しであやめさんが大神さんにデコツンをvv何てったってあやめさんが本家本元(笑)ですからね。
ちなみに歌は1番のみです。
曲終了後、他のメンバーも再び舞台へ。
カンナ「いや~、面白かった!面白かった!
面白ついでにもう1曲やるよ!
今度はサクラとマリアが歌った『♪愛ゆえに』でやります!」
紅蘭「ほんなら、まずオンドレはんパートを決めまひょか。広井くん、広井くん!」
紅蘭に呼ばれて再び登場の広井さん。
さて、誰でしょう?
広井「え~、レニさんです!」
レ、レ、レニのオンドレ!!!何ぃ~~!!(←喜んでマス)
紅蘭「次はクレモンティーヌはんですね。親方、親方!」
親方「へ~い!」
さぁ、どなたになるのでしょう??
親方「えぇ~、マリアさんです!」
マリアのクレモン~~~~vvvv3年前の新春再びじゃないですか!!
マリア「また当たってしまいました」
カンナ「マリアも結構、当たる率高いよな~」
マリアさんもここまで当選率が高かったんですね(笑)
それにしても、レニとマリアの『♪愛ゆえに』ですよ。
花組でも随一の歌唱力を誇るお二人ですから楽しみですね(^^)
…と、いうよりこの組み合わせに単純に”萌え”た方は多いんじゃないでしょうか(笑)
紅蘭「それでは、オンドレをレニ。クレモンティーヌをマリアはんで『♪愛ゆえに』!」
選ばれなかった他のメンバーは先ほど同様に舞台袖へと退場。
選ばれた二人は舞台上で前奏が流れ始める中、耳打ちしながらこっそり打ち合わせ(笑)
この『♪愛ゆえに』で選ばれた二人が必ずと言っていいほど、その場で打ち合わせをするのがまた面白かったです。
いや、そのリアルな感じが何とも(笑)
自分が歌うかどうかその時になってみないと判りませんからね(^_^;)
しかも、男役と女役のキーの差がハッキリしている曲だけにキーが合うかどうかは重要ですものね。
前奏が始まって二人は一旦袖へ。
えっと、オンドレ役だと上手袖で、クレモン役だと下手袖へ退きます。
♪愛ゆえに
台詞を省いたショートバージョンです。
クレモン役の人は花かごを持って登場なのですが、マリアさんは持ってませんでした。
しかも妙にかっこよくクレモンパートを歌ってました(笑)新春の時みたいに声のトーンを上げずにいつも通りに。
よって、オンドレ様の方が声が高いです(笑)いや、元々そうなんだけど。
その上、サビ部分でパートを入れ替えました!!
マリアさんはいつもの自分のパート、レニはさくらさんパートで。
ハモは勿論素晴らしかったのですが、それ以上にファン心を解っているかのように、レニを後ろから抱き締めレニの腰に手を回したマリアさんが気になってたまりませんでした(爆)
何せお稽古しているとはいえ、ほぼぶっつけ本番ですからご本人によるところが多いですから(笑)
会場からは当然のように沸き上がる歓声。
マリアさん、実は解ってますね?!(笑)
曲終了後は「ありがとうございました」と礼をしてそのまま下手袖へと退場。
”クジ引き持ち歌交換”はここまでです。
次に行く前に公演別の持ち歌交換の組み合わせを。
私が観に行った回から先に言いますと…、
~26日夜
愛はダイヤ…カンナパート/マリア、すみれパート/さくら
愛ゆえに…オンドレ/織姫、クレモンティーヌ/紅蘭
マリアさんまた当たりです(笑)
「♪どんなにあなたが~」とさくらさんが普通に歌い出したところで、「♪Uh~~」と綺麗にコーラスで重ね、
「♪本当の気持ちを私に下さいな~」からラストまでを見事にハモってみせるという技を見せてくれました。
このハモリは即興だったようです。
歌い出しのスローテンポ部分が終わった後、さくらさんが嬉しそうに足をちょっとバタつかせてました。
曲終了後も、
カンナ「格好良かったな~~!!」
さくら「もう(ハモリが)気持ちよかった!!」
なんて会話がありました。
聴いてても気持ちよかったですからね(^^)
コンビ的には『♪時代の列車』も歌ってるし初顔合わせではないですが、織姫さんはこの日に初めて当たったそうです。
この日まで8公演やってるのに一度も当たってなかったんですね。
なので姫思わず、
織姫「『♪愛はダイヤ』ならもうちょっと気軽に楽しく歌えたのに~!!オンドレはイヤだよ~~(泣)」
例に漏れず二人で打ち合わせをしていざ歌が始まりますと!!
姫ってば、のっけに台詞を入れてくれました!!
3年前もオンドレやりましたから初めてではないんですよね。
織姫「例え君がどこに行こうと誰のものになろうと僕の愛は変わらない…」
しかも、上手側の階段を降りて客席前方に。舞台に背を向けて立ちます。
紅蘭も笑いながらそれに倣って下手側の階段を降り、背を向けている織姫さんから隠れるようにしゃがみます(笑)
「♪今すぐ来て~」と紅蘭の声に「♪その手に触れ~」となったところで「あれ?舞台にいる筈の紅蘭がいない?!」と
一瞬探した姫。
「♪好きと言って~」で紅蘭が立ち上がったのですぐに解決。
階段に足をかけて歌う姫のその姿はすっかりオンドレ様でした(笑)
~千穐楽
愛はダイヤ…カンナパート/あやめ、すみれパート/アイリス
愛ゆえに…オンドレ/紅蘭、クレモンティーヌ/レニ
あやめさんとアイリス、両極端で面白いですね。
詳細は後ほど書きますが、実はあやめさんこのときちょっと呑んだあとです(笑)
しかし、そつなく何事もなく(笑)歌いきって下さいました。
そして、本来ならばこの歌が終わった後は『♪愛ゆえに』のクジ引きなんですが?
カンナ「面白い!面白いからもう1曲やろう!」
と、いつものように進行しようとしたカンナにさくらさん。
さくら「いいえ、カンナさん。もう1回『♪愛はダイヤ』を歌いたいと思います」
粋な計らいに客席から歓声。
さくら「10回もやってるのに何でカンナさんと織姫さんは当たらないんですか!」
確かに、姫は当たったとはいえ1回。カンナさんに至ってはここまで1回も当たってないみたいですからね。
ある意味、当たらない方が凄い確率なんじゃ…(^_^;)
そんなワケで当たらなかった二人による『♪愛はダイヤ』です。
カンナ「お前と~?!」
織姫「イヤなんですか~?!」
カンナ「…お前と~?!」
織姫「イヤなんですか~?!」
舞台中央で繰り広げられる攻防(笑)
カンナ「お前と?!」
織姫「イヤなんですか?!」
さくら「…やる気になってます(笑)」
カンナさんは自分のパート、姫がすみれさんパートです。
ラスト、姫がカンナさんの頭に手を。
カンナさんも蹴りのアクションで反撃。
「新編・八犬伝」一幕での攻防再びと言った感じでした(笑)
カンナ「こいつとじゃない方が良かったな~」
織姫「何でですか~!?」
カンナ「嘘だよ。好きだから(笑)」
カンナさん、照れ隠しなんでしょうね(^^)
そして、その後は珍しい紅蘭、レニのデュエット。その上ラブソング!!レニが女役ですしv
紅蘭、普通に歌い出したところで下手袖より登場のレニ。
!!(〇o〇;))))!!
おお!レニ、上は白のブラウス(上着脱いだ状態)で下はピンクのクレモンのスカート、頭には桜色のショールを被って(真智子巻きって言ったら解ります?(汗))手には皆がそうだったように花かごを持っています!!
可愛い~~~!!! O(≧∇≦)O
歌い方もまた伏し目がちに恥ずかしそうに。
紅蘭はそんなレニがツボに入ったらしく、その場にしゃがみ込んで笑ってました。しかも手でバンバンと舞台を叩く振りまで(笑)
曲終了後、レニ。
レニ「…ありがとうございました」
そう言って紅蘭の手を引っ張ってさっさと下手へと退こうとします。
そんなレニに紅蘭。
紅蘭「可愛いで?可愛いで~」
レニに引っ張られてそのまま退場(笑)
では、全部ではありませんが他の日の組み合わせを。
さすがに全日分はフォロー出来ませんでした(^_^;)
~初日
愛はダイヤ…カンナパート/マリア、すみれパート/紅蘭
愛ゆえに…オンドレ/アイリス、クレモンティーヌ/大神
大神さんがクレモンティーヌだったらしいです。花かご持って(笑)しかもオンドレはアイリス!!
観たかった~~~!!!!
~23日夜
愛はダイヤ…カンナパート/マリア、すみれパート/さくら
愛ゆえに…オンドレ/レニ、クレモンティーヌ/アイリス
「♪愛ゆえに」可愛い二人ですねvv観たかったな…。レニとアイリスは微笑ましくて好きです(^^)
~25日昼(FC貸切)
愛はダイヤ…カンナパート/大神、すみれパート/あやめ
愛ゆえに…オンドレ/さくら、クレモンティーヌ/アイリス
さくらさんがオンドレ!!これも観たかった…。
さくらさん、低い声も出せますもんね。
ナデ○コのスバル・リョーコ(伏せてる意味ないし(笑))なんて、最初判らなかったですよ。低くて。よもや智佐さんとは。
~25日夜(FC貸切)
愛はダイヤ…カンナパート/紅蘭、すみれパート/マリア
愛ゆえに…オンドレ/大神、クレモンティーヌ/あやめ
大神さんとあやめさんは本当に”ざっくりペア(←ご本人談)”ですね(笑)
クジでもペア率高いんですから。
しかもこのとき大神さん四つん這いにならされて、あやめさんに座られたらしいです(笑)
あやめさん、さすが!女王!(爆)大神さんもそんな姿が容易に浮かんでしまうところがまた…。
ではでは、レポ本編に戻って。
『♪愛ゆえに』を歌った二人が退場しますと、入れ替わりに上手より親方登場。
親方「いや~、面白かったですね。
こういった普段見られない組み合わせが見られるのが、
このお好みクジ引き歌謡ショウのいい所ですね。
えぇ~、一見ヤラセに見えるかもしれませんが、皆さんどのパートが来てもいいように
お稽古をきちっとしています。
ですから、まだまだいろいろな組み合わせが見られると思いますのでお楽しみに。
え~、ここで歌の方を一旦お休みさせて頂きまして。
いよいよ皆さんのご協力が必要なコーナーがやって参りました…」
おお、遂に!スリルとサスペンスに満ち溢れたコーナーが(笑)
親方「ちょっと転換のお時間を頂きたいと思います。
おーい、広井ー!!広井ー!?」
親方に呼ばれて慌てて飛び出してくる広井さん。
日によって客席後方からだったり上手袖からだったりしました。
広井「はい、はい!!」
親方「お前何してたんだよ?!」
広井「トイレ行ってた…」
この言い訳も日によって違ってました。何か食べてたとか。
広井「何するんですか?」
親方「舞台転換するんだよ。(舞台奥に向かって)紗幕上げて下さーい!!」
親方のその声で紗幕上がりますと、舞台奥には下手寄りに講釈台、座布団が横一列に並べられたどこかで見たような座敷のセットが出現(笑)
親方「ほら、そっち持て!」
親方がセットの上手寄りの方を持って広井さんが下手寄りの方を持ってセットを舞台中程まで引っ張ります。
親方「よし」
セットが所定の位置まで来た所で、確認する親方。
広井さんはというと、セットの端まで行くと足でバンと何かを踏みつけます。
親方「広井。お前、今何してたんだ?」
広井「何ってストッパーかけてたんですよ」
親方「広井!!お前、成長したなぁ…!!」
感激の親方。会場からも拍手。
親方「で、セットを見て頂ければ解ると思うんですが、」
広井「お正月の時の長屋!」
親方「あれは障子が2つしかなくてな(笑)…って、違う!違う!」
広井「違うの?」
親方「違う!はい、え~、見ての通り、笑○でお馴染みの大喜利でございます!」
伏せてあるのは親方が本当に伏せたからです(笑)『しょう…ぅん(←言いにくそうに(笑))』と読んで下さいませ。
親方「そういやお前、何で”大喜利”っていうか知ってるか?」
広井「知らない」
親方「これはな、本当は大きく切るって書いて”大切り”って書くんだ。
元は歌舞伎とか狂言とかの言葉でその日の最後に演じるもののことを言ったんだ。
でも”切る”とかだと縁起が悪いから、この字になったんだ」
広井「なるほどね!歌舞伎でも最後の一幕を”大詰”とかって言うもんね」
親方「そう。それと同じで寄席の一番最後にやるものを”大喜利”っていうんだ」
やっぱり勉強になるなぁ、サクラ大戦(笑)
広井「あ、じゃあこれで終わりなんですね。早いなぁ(笑)」
親方「違う!これはまぁ、”大喜利”のコーナーだから…イベントその1ってことで!」
広井「あ、そういうこと!」
親方「そう。あ、既に座布団が何枚か重ねられていますがこれは初日から蓄積されているものでして…」
公演毎にポイントがクリアされるのではなくて継続されると。
そんなこと言われちゃったら毎日でも来たくなっちゃうじゃないですか(笑)←そして、2日参加予定を3日にした人(汗)
親方「何か座布団を10枚集めると豪華賞品があるそうです。
…それでは、花組の皆さんどうぞ!」
親方は下手へと退場。
入れ替わって花組登場!で大喜利が始めるワケなのですがここで一息。一区切り。
ここまでのアドリブにいかせて頂きたいと思います。
<23日昼>
~さくらさんの「(戦闘服)かっこいいじゃないですか!」を受けて。
カンナ「7年前はこんなにピチピチくんじゃなかったと思うんだよ。
さくらはあんま(体型が)変わってねぇからいいかもしれないけどよ~。
なぁ、紅蘭!…って、紅蘭を指してしまった(笑)」
と、カンナ。ここで思いっ切り頷いていた紅蘭にいきなり話を振ります。
紅蘭「…そうですね~。確実に体が重うなってます~~(汗)」
ちょっと遠い目の紅蘭でした(笑)
~あれ?あれ?ここで…
あやめ「でも、その頃大神くんは大帝国劇場に配属されるなんて思ってなかったでしょ?」
大神「米田支配人の陰謀です!」
あやめ「ふふっ、米田さんあれで結構タヌキおやじだから」
大神「お酒が好きな方です」
あやめ「…………」
大神「…………」
あやめ「?」
大神「??」
…と、ここまでいった所でここでカンナさんが出て来る筈なんですが、何故か出て来ません。
しばらくして慌てて出て来るカンナさん。
手には何か名前が書かれたマイドリンク(笑)
カンナ「呼んだ?(ドリンクを指して)あ、これ?ほら”カソナ”って」
カンナじゃなくてカソナですか(笑)
そんなカンナさんにあやめさん。
あやめ「…カンナ、あなたまさか出とちったなんてことないわよね?」
カンナ「え?(汗)いや、あっちで(袖の方を指して)差し入れ食ってたんだよ。
それがおいしくてさ。…って、みんな何も言ってくれないんだもんな。ひどいよ…」
あやめ「それで?」
カンナ「よし!じゃあ出て来る所からやり直そう!」
そう言って再び上手袖へ戻るカンナさん。
仕方なくやり直すことになったあやめさんと大神さん。
あやめ「でも、その頃大神くんは大帝国劇場に配属されるなんて思ってなかったでしょ?」
大神「米田支配人の陰謀です!」
あやめ「ふふっ、米田さんあれで結構タヌキおやじだから」
大神「お酒が好きな方です」
今度こそカンナさん登場(笑)
カンナ「呼んだ?」
ここからレポ本編で書いている会話に繋がりました。
歌謡ショウでは出とちったことない(ですよね?)のに、それだけリラックスしているということですね(笑)
<26日夜>
~イベントはいいなぁ~。
あやめ「はい。マリアで『♪オンリー・マン』聴いて頂きました。マリアの歌、素敵だったわね」
大神「はい」
あやめ「ねぇ、大神くん。マリアのオンリー・マンって誰なのかしらね?あなた、知ってる?」
大神「…さ、さぁ?」
あやめ「何ニヤニヤしてるの?」
大神「してませんよ(^_^;」
あやめ「あ、ねぇ大神くん。しりとりをしましょう!」
何とも唐突なあやめさん。苦笑する大神さん。
大神「えっ?!だ、台本にないじゃないですか(大汗)」
この場も実はあやめさん台本にないことばかり言ってらしたようで、その度に大神さんが動揺を。
あやめさんはそれを見て楽しんでらっしゃいました(笑)
あやめ「いいから!いくわよ?”まりあ”」
半ば強制的にしりとりスタートです。
大神「え?!えっと…”あいりす”」
あやめ「”すみれ”」
大神「”れに”」
あやめ「に…”にんまり”」
あ、あやめさん?”にんまり”って名詞なんですか?!(笑)
しかし、副支配人に逆らえるはずもなく(爆)
大神「”りこうらん”」
”ん”が付いちゃいましたね~。いや、終わらせたのかもしれないな(^_^;)
あやめ「大神くんの負け~!さて、じゃあ皆さまにご挨拶しましょうか」
大神「はい」
大神さん、ちょっとホッとした表情。
あやめ「皆さま、こんばんは。藤枝あやめです」
大神「イベントはいいなぁ~…アドリブきかないけど。大神一郎です!」
大神さん、アドリブきいたけどちょっとイタいです。それ(笑)
あやめ「あら、大神くん。それって加山くんの…」
大神「はい」
あやめ「そういえば加山くんとは士官学校で一緒だったのよね」
大神「はい」
あやめ「お風呂も一緒に入ったそうじゃない?」
大神「…漫画ではね!!でも二人っきりとかじゃないですよ!?大勢で!!」
あやめ「でも二人でシャンパンで乾杯してたわよね?」
よくご存知ですね(笑)
大神「何でそんなこと知ってるんですか(汗)」
あやめ「うん。ちょっとね。覗いてたの」
あやめさーん?(汗)
あやめ「ま、それは冗談だけど」
あやめさんに振り回される大神さんの運命や如何に?!千穐楽に続く(笑)
<千穐楽>
前説。
広井「いつも花組さんは大劇場にいますのでね、小劇場ってところに慣れていない!
大劇場と違っていかに狭いかっていう!
だから舞台の中でひそひそ話してたら聞こえちゃうんだよ」
幕の向こうでは花組さんが『♪ゲキテイ』のスタンバイ中です。
広井さん、それは花組さんへの注意ですか?!(笑)
しかも幕の中から誰かにちょっかい出されたらしく、
広井「織姫さん、うるさい!」
織姫さん?に注意。
広井「それでは皆さん、盛り上がっていきましょう!」
親方「千穐楽でございます!」
OP『♪ゲキテイ』。
幕が上がって戦闘服姿の5人が立っている筈が何故か7人いました。
姫とレニが(笑)
ポーズだけとってさっさとはけちゃいましたけど。
『♪ゲキテイ』終了後。
カンナ「千穐楽、いきなりカンナの妄想みたいなもんが見えなかったか?!
桐島カンナだ!!」
何か見えちゃった気がします。織姫さんとレニさんが(笑)
さくらの「(戦闘服)かっこいいじゃないですか!」を受けて。
カンナ「どうでしょうね~~…みんなの意見を聞いてみましょう。紅蘭!」
またまたカンナに指されてしまった紅蘭。苦笑しながら答えます。
紅蘭「…確実に体が重うなってます~(汗)」
だって紅蘭、カンナが「こんなにピチピチくんじゃ~」って言うときに毎回思いっ切り頷いてるんですもん(^_^;)
カンナ「正直に言ってくれたな」
その後もマリアに。
マリア「カンナ、何バカな事言ってるの!さ、着替えるわよ!」
カンナ「やっぱり着替えたいんじゃないか!!」
マリアさん、思わず苦笑。
皆さん、着替えたいのは一緒なんですよね(笑)
~乙女漫談ご挨拶。
織姫「みなさーん、千穐楽にようこそ~!
袖の奥の方にいてわたしじゃないのに怒られちゃって、
ちょっとしょ~んぼりの元星組のソレッタ・織姫で~す!」
あ、姫じゃなかったんですね。
…って、姫。袖の奥にいたのは本当なんですか?舞台でスタンバってたんじゃ…(笑)
~ドラマCDの新曲の話。
織姫「わたしはカンナさんと一緒に『♪小金持ちは金持ちだ』って曲を歌いました」
レニ「ボクはアイリスと『♪恋の出逢い』っていうラブソングを歌った」
織姫「………わたしだってラブソングだもん」
レニ「『♪小金持ちは金持ちだ』…すごいラブソングだね!
カンナと織姫にしか歌えないね!」
レニ、ナイスボケ(≧∇≦)ъ
織姫「レニ…(パン!)ナイス!」
ちなみにこの『(パン!)ナイス!』は、乱入公演『薔薇の香りとダンディズム』で琴音さんが創った(?)広井さんキャラが元でした(笑)
~乙女漫談も終わりです。
織姫「今回が最終回になりますよ…どんなことになりますか。
壊れても許してね!!(笑)」
むしろ、壊れるの希望!です!(笑)
レニ「それではこの曲からどうぞ!」
織姫「織姫で『♪さくら』」
レニ「どうぞ!」
いつもならここで姫を突っ込むレニなのにこの日はそのまま下手袖へと退いてしまいました(笑)
焦ったのは一人残された姫。
織姫「え?!ちょ、ちょっと(汗)」
煽る客席。
収拾がつかなくなってきてしまった姫。
咄嗟に言ったのは、
織姫「ウソでーーーーす!!!!」
しかし、客席収まらず。
姫、とうとう舞台で土下座してレニの救援を待ちます。
ようやく、戻ってくるレニ。
安心したように立ち上がる姫。
織姫「きっとこの曲はさっくらさんの方が上手で~す!
それではさっくらさんで『♪さくら』」
二人「どうぞ!」
姫、ようやく退くことが出来ました(^_^;)
~本物です。
あやめ「はい。マリアで『♪オンリー・マン』聴いて頂きました。マリアの歌、素敵だったわね」
大神「はい」
あやめ「でも、お客さんはあのグラスの中に本物のお酒が入ってるなんて知らないわよね」
どうもそうらしいですね(笑)
マリアさん、グラスに口つけてから歌ってますけど。
多分、25日夜に「あのグラスの中は本物のお酒だ」ということを最初に言ったのかな?
そんなワケでお客さんの中でもちらほらと「知ってる~!」との声が。
そんな声にあやめさん。
あやめ「皆さん、物知りですね」
楽日ともなるとリピーターが圧倒数ですからね(笑)
~淋しくなります。
楽日だというのに台詞を噛んでしまった大神さんに隙あり!とあやめさん。
あやめ「何?マリアの物真似がしたい?」
大神「そんなこと言ってないですよ!!(汗)」
あやめ「(客席に)貴重な時間をお借りします」
頑張れ、大神さん!!(笑)
しかし、大神さん救けを求めるような目であやめさんを見ております。
あやめ「もう、しょうがないわね!しっかりしなさい、大神くん!」
大神さんにデコツン(笑)
あやめ「もう今日で大神くんをいじるのがお終いかと思うと淋しくて(笑)
千穐楽のチケット大戦に勝ち残った皆さま、ようこそお越し下さいました。
藤枝あやめです!」
大神「………(笑ってて声が出ない模様(笑))…イ、イベントはいいなぁ~
……ア、アドリブきかないけど。大神一郎です!」
笑って自己紹介もボロボロだった大神さんにまたあやめさん。
あやめ「アイリスの物真似がしたいって?」
大神「え?!(汗)」
あやめ「早くして!」
大神「…や、やります!ア…、アイリスで~す!」
苦しい苦しい大神さんの物真似に即座に反応したのはアイリス本人(笑)
上手からティッシュ箱を手に駆けてきて、そのティッシュ箱で大神さんの頭を叩いて素早く上手袖へと帰っていきました(爆)
~プチ宴会。
あやめ「え?!何?!」
大神「何も言ってないですよ…」
あやめ「カンナの物真似がしたい?!」
大神「な、何ですか?!」
隊長、激しく動揺(笑)
下手な物真似は出来ませんよ?
カンナ「おい!隊長!
アイリスの物真似は出来てもあたいの物真似は出来ないってのか!?」
カンナさん、ここで登場。
既に台本から大幅に変わっております。さすが楽日。
かなり困惑した表情の大神さん。
あやめ「カンナ…。それはなんなの?」
カンナさんにそう問うあやめさん。
それもその筈、カンナさんは両手に酒瓶とコップを持って出て来たのです(笑)
カンナ「これ?この酒さ、アイリスから貰ったんだよ」
な、何でアイリスが!!!?(^_^;)
そう言いながらあやめさんにコップを渡して、お酒を注ぐカンナさん(笑)
会場から恒例の一気コール。
あやめ「出来ません!」
なんていいつつ、一気にお酒を飲み干すあやめさん。さすが!!(笑)
飲み干してそのコップを透かさず大神さんに。
速攻、そのコップにお酒を注ぐカンナさん。
大神「えぇ?!こんなにいっぱい?!」
カンナ「飲まないと!」
はい、大神さんも頑張って全部飲んで下さいました。
大神さん、本番中に飲んだのこれで何回目なんでしょう(笑)
カンナ「いや~、いい飲みっぷりだった!」
会場から「カンナも!」と声が掛かりますが?
カンナ「いやいや、あたいはもうすっかり飲んだんだよ」
と、軽くスルー。
どうにも切り返しの苦手な大神さんにあやめさん。
あやめ「もう、最後の最後まで成長しない人ね」
頑張れ、大神さん!!(笑)
この後が”お好みくじ引き持ち歌交換”なワケですが、
カンナ「もうみんな待ちくたびれちゃってるよ(笑)
ささ、お待たせしました!ちょっと酒臭いよ?!ごめんね!
先に謝っとく!」
~レニを着替えさせたのは?
レニの可愛いクレモンティーヌ。
レニと紅蘭、退場後いつものように舞台転換を行う為に出て来た親方。
親方「ビックリしました…あたしは向こう側(上手を指して)で見てたんですけど、
薔薇組の菊之丞さんが無理矢理着させてたみたいで(笑)
…(下手袖は)今、大変なことになってます(苦笑)」
菊ちゃん、ナイス!(≧∇≦)ъ
レニ、可愛かったですvv