ロベグリ用語集(14/09月作成)

2014年発行のロベグリ本「どろぼうときぞくのこいのはなし2」に綴じ込み付録として収録したものです。
題が示す通り、大変偏っております。ジョークですので、ご笑納下されば幸いです。

※50音順です。

【アンタ】

ロベリアの二人称。「オマエ」を用いる事もある。公式媒体において、グリシーヌと話す時は9割9分オマエかアンタを使い、名を呼ぶ事は滅多に無い。「巴里花組ショウ2014ケセラセラ・パリ」ではロベリアがグリシーヌの名を連呼しロベグリクラスタは歓喜した。→[ケセラセラ・パリ]

【エリカ・フォンティーヌ】

 神に仕えるシスター(天然)。天真爛漫な性格で周りを明るくもするが、トラブルメーカーとも言われている。マイペースな行動で事態を解決したり、悪化させたりする事もしばしば。率直に言って手に負えないというより、収まらない人物という評。難しい問題をあっさり解決してしまうミラクルも度々起こす。ロベリアに絡むのが自然でグリシーヌがうらやんだりする。

【大神一郎】

 巴里華撃団花組隊長にして帝国華撃団総司令を務める歴戦の勇士。軍での階級は海軍中尉。大神が巴里に着任した事でグリシーヌやロベリアたち巴里華撃団メンバーの人生観は変わり、生き方に変化が生じた。故に彼女たちが心底頼りにしている人物であり、本当の意味で頭が上がらない人物と言える。「黒髪の貴公子」の二つ名を持つ。

【可憐な花々 煌めく星々】

 巴里花組&紐育星組ライブ2010の事。二都市合同の舞台というサクラ舞台史上において珍しい舞台であった。両組による対決から始まり、混合のシャッフルユニットなど両組のファンには嬉しいストーリー展開と構成であった。特にグリシーヌとサジータの絡みで、二日酔いのサジータが放った「グリちゃん」呼びは衝撃的と言えた。手前味噌であるが、この公演によって当サークルの二次創作設定「LSM(ロベグリ&昴サジ&マリかえ)」が生まれた。「君あるがため」で可能性を示唆した三都市間創作(都市間を自由に行き来するの意)を具体的に示してくれた舞台と言える。

【可愛いっ】

 小動物に目がないグリシーヌがそれらを目の当たりにして本当は言いたい言葉。しかし、日頃作り上げている自らの人物像を崩せない為にエリカが言いそうだと理由を付けて間接的に言ったり、不意に出てしまってそう誤魔化したりする。

【北大路花火】

 北大路男爵家の令嬢にして、グリシーヌの親友。巴里のブルーメール邸の離れに住む。婚約者を結婚式当日に亡くした辛い過去を乗り越え、芯のある女性へと成長した。大和撫子を地で行く人物。ロベグリにおいては親友であるグリシーヌの幸せを強く望んでいるところから、ロベリアに進言する事があったり、ライバル関係になったりと様々。原作ベースは白花火、舞台ベースは黒花火、その間を取った灰色花火と創作ごとに立ち位置や性格の違いが見られる。

【グリシーヌの胸】

 大き過ぎず小さ過ぎず、手の平サイズだと良い。正味な話、戦斧を軽々と振り回す程の胸筋が付いているので胸の脂肪分は少ないと思われる。それでも、夢を見させて欲しいと願う。

【グリシーヌ・ブルーメール】

 名門貴族ブルーメール家の嫡子。幼い頃より嫡子としての自覚を持って生きて来た。その為、プライドが高く意固地な面もある。融通が利かない故に不器用ともいえ、壁にぶつかると打たれ弱かったりする事も否めない。その弱さが愛おしいとはグリシーヌクラスタの弁。

【ケセラセラ・パリ】

 巴里花組ショウ2014の事。グリシーヌがロベリアの体調不良にいち早く気付いていたり、ロベリアがグリシーヌの名を何度も呼んだり、グリシーヌとロベリアの絆を感じさせる場面が多くあり、ロベグリクラスタは年の舞台を凌駕するハイパーロベグリタイムに酔いしれ、狂喜乱舞した。公式さま、ありがとうございました!

【コクリコ】

 サーカスで働く巴里花組最年少メンバー。軽業やマジックはお手の物で料理上手。主にエリカの面倒を見ている事が多い。巴里花組の良心にして苦労人。彼女がいなければ巴里花組は今よりも落ち着きのない集団と化すのかもしれない。

【サフィール】

 ロベリアのステージネーム。ロベリアである事を隠す為に普段のロベリアを思わせない色香を振りまく愛想の良い女性として演じている。巴里市警のエビヤン警部は彼女に夢中である。その衣装はスタイルの良さを引き立てつつ、且つスタイル維持が絶対条件だと思われるほどの高い露出を求められていて着こなすには勇気が必要だと思われる。舞台では脚に見とれる事もしばしば。流石、永遠の十七歳だと感服する瞬間。

【4月18日】

 グリシーヌの誕生日。大抵、花火に妬いたロベリアが花火と競うように祝う事が多い。

【11月13日】

 ロベリアの誕生日。サプライズをしようとするも、ロベリアに気付かれない筈がなく、逆にグリシーヌがやりこめられる事が多い。

【身長差】

 グリシーヌとロベリアの身長差は18センチである。抱きしめやすい身長差なのだとか。

【スーパーロベグリタイム】

 巴里花組ライブ2009二幕でのロベリアの皮肉を切っ掛けに始まるグリシーヌとの絡みの事。全文は以下である。「(コクリコの「新曲は五人の個性がそれぞれ出てて面白いよね」の声にグリシーヌを見ながら)…個性ねぇ?」「(カチンと来た顔で)…何だ?」「…フッ。いやぁ、普段は『成敗してくれる!』なんて、お堅い事言ってる割に随分乙女チックな歌だなぁって思ってさぁ」「くっ…私はどこかの誰かさんと違って自分から男を誘うような破廉恥な真似は出来んからなぁ!品のある恋歌と言ってくれぬか?」「アタシはどこかの誰かサンと違って大人の魅力と色気に満ち溢れているからなぁ。黙っていても男の方から近寄って来るんだ。お子サマには解らないだろうけどなぁ?」「なっ…!」睨み合う二人。…以上である。二分弱ではあるが、今思い出しても良いシーンである。

【天使の瞳】

 グリシーヌとロベリアによるデュエット曲。しっとりとしたラブソングなので、ロベグリクラスタの耳を幸せにする。

【トワール・ダレニェ】

 レナードが店主を勤めるモンマルトルの裏路地にあるバー。客には荒くれ者が多い。店主のレナードを始め、情報屋なども出入りしている事からロベリアの行きつけの店。店内は薄暗く煙草と酒の臭いに満ちている。OVAル・ヌーヴォー・巴里3巻「雷の尖塔」において、グリシーヌと共に来店している。店名は仏語で「蜘蛛の巣」。バー蜘蛛の巣という事は黒服の怪しいセールスマンも出入りしているのかも知れない。

【馬鹿だからか?】

 ロベリアの口癖。主に言葉の末尾に付ける。口調によって意が変わってくるので、耳を澄ましてみると良いかもしれない。

【ブルーアイ】

 グリシーヌのステージネーム。貴族であるグリシーヌが踊り子として舞台に立つなど前代未聞の事である為、その素性を隠している。「愛の灯をセーヌにともせ」に代表されるように落ち着いたしっとりとした曲を得意とする。ロベリア同様、グリシーヌもブルーアイとして衆人の前に立つ時は平時のように声を張らずに淑やかで静かな口調、所作となる。

【ブルーメール家の名にかけて】

 グリシーヌがしばしば口にする。グリシーヌが誇りを賭けるものであり、誇りに思っているものでもある。

【燃え上がれ自由の翼】

 巴里花組ライブ2009の事。二〇〇六年の紐育ラストショウを最後に休止していたサクラ大戦の舞台の復活ともいえる大役を担ったのは、ディナーショウ主体で活動をしていた巴里花組であった。巴里花組としても2004年以来の舞台であり、チケット争奪は激戦を極めた。二幕でのロベリアの「…個性ねぇ」きっかけで始まるスーパーロベグリタイムにロベグリクラスタは狂喜乱舞した。ひっそりと活動していたロベグリクラスタが活性化するきっかけとなった公演である。→[スーパーロベグリタイム]

【レビュウ・モン・パリ】

 巴里花組ライブ2012の事。ノエルの頃の巴里を背景にした話。シゾーの寂しさが生み出した怪人フィル・ブランとレーヌの策略により巴里花組の存続が危ぶまれたが、エリカの機転によって救われた。フィルとレーヌにより花組各人の弱い面が垣間見られた舞台であった。誰よりも他愛ないのはグリシーヌだったという印象を残した。

【ロベリア・カルリーニ】

 巴里始まって以来の大悪党とは表の顔。実際、手癖も悪くはあるが、人と馴れ合う事に慣れていない為に悪ぶってしまう節も見受けられる。それ故に規則や規律を重んじるグリシーヌと衝突する事もしばしば。その衝突はロベグリを構成する要素の一つである。

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