ロベグリ

 「っ…どうしてそなたはこうも…っ」
 二人きりの楽屋で後ろから抱き竦めて項に唇を寄せる。
 「こうも、何だよ?」
 「す、直ぐに触れようとするのだっ…」
 身を捩らせて擽ったさを堪えているグリシーヌに囁く。
 「…全然足りないからに決まってるだろう?…直ぐに欲しくなる」
 だから、もっとあんたをくれよ。

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