※グリの性格仕様はry
緊張した面持ちでグリシーヌの隣に座るジェミニ。
「そのように固くなることはない。もっと力を抜いたらどうだ」
「で、でもこんな豪華で大きいお屋敷は初めてでボクどうしたらいいのか…」
苦笑しながら更に肩に力が入っている様に見えるジェミニにグリシーヌから笑みが零れる。
「本当にそなたは…」
「…呆れちゃいます、よね?」
グリシーヌの言葉を呆れと取ったのか不安気にジェミニが問う。
「呆れた訳ではない。嬉しかったのだ。虚勢を張らぬ処がそなたらしいと思ってな。…そなたの全てをこの手に捕らえたくなる」
「…捕まえて下さい。グリシーヌさんでボクの全部…」
熱い吐息とともに唇を重ねた。