サジータをベッドに座らせると、昴は手を伸ばしサジータの髪留めを外した。
サジータの長い髪が一気に解け、その髪に指先で触れる。
肌が殆ど露わになっている下着の様な衣装に身を包んだサジータを愉しげに見つめて。
「…君は昨日僕に何を言い掛けた?」
「…このまま…してくれないかって思ってさ」
「…言えるじゃないか」
そう口角を上げてサジータを押し倒す様に上に乗ると、サジータを見下ろしながら更にその姿を眺めて露わになっている脇腹を指でなぞる様に触れる。
その指の感触にビクと反応するサジータ。
「…そんなにこの格好が気に入ったのか?アンタにしちゃ珍しいじゃないか」
「僕も驚いている。…歯止めが利かなくなりそうだ」
そう苦笑すると、唇を重ねて。
「…ぁ…っ…」
腔内を舌で刺激しながら指で太腿を撫でると吐息と共に小さく声がサジータから嬌がる。
散々、キスを繰り返した後、唇を離すとサジータの頬は上気していて。
「…覚悟はいいかい?サジータ。…これからだ」