昴グリ。

 「…キスをしてもいいかい?」
 座って紅茶を飲むグリシーヌに唐突に昴が言う。
 「?ああ」
 咄嗟にそう頷くと体を屈めてグリシーヌの顎に手を添えて。
 「…っ……」
 思い掛けない熱いキスに目眩がして唇を離したと同時に昴の肩に顔を埋めるグリシーヌ。
 「…大丈夫かい?」
 「不意打ちは狡い…」
 そう赤面した。

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