大すみ3。

 すみれの鎖骨に指を滑らせその感触を確かめる様に肌をなぞる大神。
 ただ触れられているだけだと言うのに、躰に熱が篭る様なその感覚にすみれから小さく吐息が漏れる。
 「焦らすのと焦らさないの、すみれくんはどちらが良い?」
 意地の悪いその質問に俯き小声で答えるすみれ。
 「…焦らさないで下さいまし」

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