ロベメル。

 「今日わざわざ来たって事はアタシの誕生日を祝いに来たんだろ?」
 メルを後ろから抱き締めロベリアが言う。
 「今日、お誕生日だったんですか?」
 素っ気なくそう返したメルの表情は必死に冷静さを装っている様に見える。
 「ああ」
 「そうですか。…おめでとうございます」
 照れが滲んだそれに笑みが零れた。

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