ロベグリ。

 「…な、何故だっ」
 何故か赤面のグリシーヌ。
 「ただ祝われるだけじゃ詰まらないからね」
 笑みを浮かべてそう言うとロベリアはグリシーヌの髪を指先に絡める。
 「…アタシの誕生日なんだ。言ってくれるよな?」
 その言葉にため息を吐くと、消え入る様な声でグリシーヌが言う。
 「…わ、私がプレゼントだ…」

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