昴グリ1。

 込み上げる熱を堪える様に顔を隠すグリシーヌ。
 「…何故、顔を隠すんだい?」
 「…そなたに浅ましいと思われたくはないのだ…」
 羞恥心でますます顔を紅く染めてグリシーヌが昴に言う。
 「…ああ、君は本当に…」
 そう苦笑してグリシーヌの髪を撫でる昴。
 「…僕に甘やかすという選択肢しか与えないんだね」

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