ロベサジ。

 「何だってそんな隙だらけなんだ、アンタは」
 呆れた様にサジータの髪を解きながらロベリアが言った。
 「そんなつもりはないんだけどな」
 前髪を掻き上げながらサジータが答える。
 「馬鹿言え。だったら、こんな風に近付けるかよ?」
 間合いを詰め首筋に口付けるロベリア。
 「…アンタだからじゃないのか?」

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