昴ダイ。

 「…ダイアナ」
 上から降って来た声に顔を上げると同時に、昴の顔が近付いて来て掠め取る様にダイアナの唇を奪う。
 「え?」
 一瞬の空白の後。
 ダイアナの顔が朱に染まる。
 「あ、あのぅ、昴さん?」
 そんなダイアナに目を細めると昴が言った。
 「…本当に君は隙だらけだね、ダイアナ。気を付けないとね…」

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