大すみ。

 「中・尉」
 執務机で書類に目を通す大神の後ろに立ち、耳元で囁くすみれ。
 「!すみれくん。来ていたのか」
 「ええ。中尉にお会いしたくて急いで仕事を終わらせて参りましたのよ?」
 そう大神の膝の上に横に腰掛ける。
 「…俺はまだ仕事中なんだけど」
 「ですから、私にはお構いなく」
 「…休憩にしようか…」

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