ロベマリロベ。

 手を伸ばすと陶磁器の様に白い肌と美しい金色の髪。
 そっと触れたアタシにマリアが言った。
 「…意外ね」
 「何がだよ?」
 「あなたはもっと自分勝手に触るのかと思ったわ」
 そう指摘されて無意識にそうしてた事に気付く。
 思わず込み上げる笑い。
 「自覚してなかったという事?」
 「アンタが堪らないって事さ」

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