サニラチェ。

 「随分と上手くなったよねぇ」
 ラチェットがネクタイを結ぶのを眺めながらサニーサイドが言った。
 「幾ら器用じゃないと言っても毎日支度していれば出来る様になるわ」
 苦笑しながらラチェットが返す。
 「出来る様になったついでに僕のネクタイもお願い。何なら解いても良いよ?」
 そう満面の笑みを湛えた。

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