昴サジ2。フラゲ。

 楽屋で二人になるのを見計らっていた様にサジータがソファに座る昴を押し倒す。
 「…唐突だな」
 動じる事もなく昴が言う。
 「アンタがアタシを見るからだ」
 「…君は目が合った人間を全てこうするのか」
 昴の言葉に半ば自嘲気味に笑ってサジータが首を振る。
 「アンタの視線だけがアタシを狂わすんだ、昴…」

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