ロベグリ３。

　「何故、そなたは私なのだ？」
　ロベリアに抱き締められながらグリシーヌが問う。
　「どうしたんだよ？突然」
　「良いから答えろ」
　駄々を捏ねる様に言ったグリシーヌの髪にキスを落とすとロベリアが言った。
　「アンタはアタシの思い通りにならなかったからね」
　「…それは皮肉か？」
　「…まさか。愛してるぜ？」