グリロベ。

 「そなたがそういう物を好むとは意外だな」
 アイスを食べるロベリアにグリシーヌが言う。
 「こう暑くちゃ欲しくもなるさ」
 舌でアイスの冷たさを堪能しながらロベリアが返す。
 「…少しくれぬか?」
 「ん?ああ」
 そうアイスを差し出したロベリアを引き寄せ唇を奪う。
 「…そなたの舌の方が私には気持ち良い」

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