ロベグリ。

 「暑いな、ったく」
 そう言いながらグリシーヌを抱き締めるロベリア。
 「であれば、離れれば良いであろう?」
 そんなロベリアに呆れ顔でグリシーヌが言う。
 「離れたらアンタが寂しがると思ってね」
 「そ、そのような事は…!」
 「本当かよ?」
 聞き返されて赤面して返す。
 「…無いとは言ってない」
 「だろ?」

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