昴ジェミニン。

 「…本当に君はジェミニと対極なんだな」
 「だったら、何だっ」
 顔を赤らめながら頬にあてられた昴の手を払おうとするジェミニン。
 だが、その手を逆に昴に摑まれてしまう。
 「それが悪いとは言っていない。むしろ興味深い」
 そう掴んだ指先に口づける昴。
 「オレをからかっている癖に」
 「…そうでもないさ」

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