昴サジ2。

 シアター中に響く喝采の嵐。
 幕が下りても鳴り止む事の無い拍手の中、舞台袖の死角…大道具に隠れる様に二人は居た。
 「…ん…っ…」
 セットを背に座るサジータの膝の間に入り、深いキスを繰り返す昴。
 「…随分と、強請るじゃないか」
 「この拍手の中でキス出来るなんてそうそうないだろ?」
 「…違いない」

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