昴&ツタンカーメン。ニューヨーク・紐育より。

 「…君なら来ると思っていた」
 舞台が跳ねた後、独り舞台に残り客席に話しかける昴。
 すると、其処に徐々に姿が浮かび上がり一人の男が現れた。
 「やはり気付いていたのか」
 「…あれだけ泣かれてしまってはね。…それで?」
 「我は再び眠りに就く身。不本意ではあるが貴様に譲ろう」
 「初めから僕のものだ」

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