ロベグリ2。

 「アンタの方が遅いなんて珍しいじゃないか」
 ベッドでまだ横になっているグリシーヌにロベリアが言う。
 「…そなたの所為でもあるのだぞ?」
 気怠そうにグリシーヌが返す。
 「少し羽目を外し過ぎたか」
 ニヤニヤと笑うロベリアに反省の色はない。
 「…ならば責任を取れ」
 「ん?」
 「…そなたのキスで起きる」

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