執事マリかえ。

 「お嬢様は少し我慢が足りない様ですね」
 かえでの胸に舌を這わせながらマリアが言う。
 「…ん…ぅ…お願い…手袋を…」
 目を潤ませるかえで。
 「仕方ないですね」
 手袋を口元に持って行き、咥えると引っ張ってそれを脱ぐ。
 「そんなに私の指が良いと仰るのでしたら、お望みのままに」
 そう指を舐めて笑った。

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